あの選手の顔を、今も覚えている
2024年11月、HYROX香港。ウィメンズダブルスのレースを観戦していた。
サンドバッグを受け継ぐ場面だった。
パートナーに継ぎたいのに、足が攣って思うように全身を動かすことができない。顔が歪んでいる。
その瞬間、2ヶ月前の記憶がよぎった。スパルタンレース21km。9月の炎天下でスキー場を駆け上り、いくつかの障害物とアップダウンをクリアした6km地点で、自分の足が制御不能になった。あの辛さを、誰よりも知っている。
なんとしてもサンドバッグを継ぎたい。だけど手を差し伸べられないパートナーの辛さ。2人の気持ちが、痛いほどわかった。
気づいたら、英語で叫んでいた。
「Nice challenge! Go! Go! Go!」
私の声が届いたのか、その選手と目が合った瞬間、まるでわかり合った同志のように頷き合った。やっとの思いで、サンドバッグがパートナーへと渡されたとき、感動のあまり涙が溢れていた。

HYROXの「本当の姿」は、メディアには映らない
HYROXを取り扱うメディアには、彫刻のような肉体美を持つ一流競技者が華麗にワークアウトをこなす映像が多い。
だが実際の会場は違う。
さまざまな年齢、体格、モチベーション。障害を持った競技者もいる。むしろ、そちらの方が多い。
華々しいイメージが、「自分には無理だ」という壁を作っている。レースの熱狂を楽しみたいと願う体を動かすことが好きな一般の人たちに、届いていない。
FRNZ-Fitnessは、ハイブリッドフィットネスレースだけに特化した機材を販売しているのではない。
「機能的な身体を作りたい」「人生100年時代を楽しく過ごしたい」。
そう思うすべての人に、キッズからシニアまで、トレーニング環境をお求めやすい価格で届ける。それがFRNZ-Fitnessの軸だ。
手軽に始めたトレーニングがきっかけで、トップレーサーを目指す少年が生まれるかもしれない。競技に目覚めるシニアが生まれるかもしれない。かつての私もそうだったように。
サンドバッグとの出会いも、SPORTECだった
ウォールボールと同じく、SPORTEC 2025で初めてサンドバッグを持ち上げた。
実はこのサンドバッグこそ、HYROX横浜にジャッジボランティアで申し込んだ決定的な理由だ。
香港で見た、あの選手の姿。あの重さに自分が耐えられるのか。スパルタンレースで足が攣ったあの記憶が、まだ身体に残っている。
まずは見る側から始めよう。そして、実践に近いトレーニングを積もう。そう決めた。(その時は…)
サンドバッグとは何か
サンドバッグは、砂を詰めた重量バッグを担いで運んだり、スクワットで下肢をトレーニングする機材です。
HYROXでは、サンドバッグを担いだままランジウォーク(交互に片ひざを地面にタッチしながら前進)する種目が採用されています。重量は男性20kg(Proは30kg)、女性10kg(Proは20kg)です。
シンプルな動作ですが、全身の筋力・体幹の安定性・心肺機能が同時に試されます。
サンドバッグが鍛える部位
下半身:大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋・ふくらはぎ体幹 :腹直筋・腹斜筋・脊柱起立筋上半身:僧帽筋・三角筋・前腕(グリップ)心肺 :重量物を担いだ移動による高強度有酸素運動
FRNZ-Fitnessのサンドバッグを紹介しよう
重量ラインナップ
10kg(女性HYROX / 入門用)20kg(男性HYROX / 標準)30kg(上級者・プロ向け)
レース本番と同じ重量です。
公式機材を踏襲した設計
FRNZ-Fitnessのサンドバッグは、サイズ、ハンドルの位置と数、頑丈なデザインまで、公式機材を踏襲した商品を探してきました。
だから差別化ができている。公式と同じ感覚でトレーニングできます。

砂の選び方と詰め方(重要)
FRNZ-Fitnessのサンドバッグは、砂は別売です。
こちらの写真はFRNZ-Fitnessサンドバッグ 20kgの商品内容です。サンドバッグ本体と5kg砂袋本体 x 4つ 。

使うべき砂
完全に乾燥した自然砂を使ってください。ホームセンターで売られている抗菌処理済みの自然砂が安価でおすすめです。もし梱包袋に結露がある場合は極力避けるか、5kg砂袋に入れる前に砂を天日干しで完全に乾燥させてください。
絶対に避けるべきもの
❌ 公園の砂場の砂 良識的な観点だけではありません。水分を含んだ砂や枯れ葉などの不純物が混じった状態で砂袋に詰めると、カビや雑菌が繁殖し、悪臭の原因になります。
❌ 珪砂(けいしゃ) ホームセンターで売られている珪砂は小さな粒子状の砂で、発がん性が指摘されています。砂袋は二重のベルクロでしっかり封ができるため漏れる心配は少ないですが、砂選びは自己責任でお願いします。
砂袋の詰め方
砂袋1個 = 5kg分の砂 10kg → 砂袋2個 20kg → 砂袋4個 30kg → 砂袋6個
ポイント: 砂袋をジャスト5kgで作ると、サンドバッグ本体の重量分オーバーしてしまいます。実際の砂袋は5kgより少なめに調整してください。体重計で測りながら微調整し、サンドバッグを完成させてください。
袋内に水滴が残っていたら、天日で完全に乾燥させてから詰めてください。
ご購入されたトップレーサーの方からは「石を入れる」という声もありました。砂に限らず、安全にトレーニングできるものをご自身でチョイスして詰めてください。

FRNZ-Fitnessでは、稲毛のショールームでサンドバッグを実際に担いでいただけます。晴れの日は芝の上でランジウォークも可能です。
鍛錬は本物。投資は1/3。
確信は、触れた瞬間に生まれる。
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FRNZ-Fitness(フレンズ): Functional Rise & Nurture Zone 代表 田口 求弓|千葉県千葉市稲毛区


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